EMW&CFD2017 EU終了レポート

ヨーロッパモビリティウィーク(9/16-22)2017は、世界50カ国、2526都市で実施されました。モビリティウィーク始まって以来の最多の参加となりました!

昨日、EMW本部より、終了レポートが配信されましたので、こちらにご紹介します。

 

 

なお、日本国内では、全国12都市が参加し、ただいま、各都市より報告をお待ちしているところです。

こちらもぜひご期待ください。

 

引用:European Mobility Week Monthly Report(2017/10) 

 

【トピック1】

EMW&CFD2017 欧州委員会モビリティ及び交通担当コミッショナーからのビデオメッセージ

 

欧州委員会モビリティ及び交通担当コミッショナーであるVioleta Bulc 氏。

 

今年のEMW&CFDにむけ、9月に、参加のよびかけや意義について、ビデオメッセージ(Youtube)を配信しました。

 

現在、モビリティウィークは終了しましたが、今年のテーマである「きれいで、共有された、賢い移動 ~シェアして、もっと先へ~ [共同利用による新しい可能性]」は、終わっていないとして、EMW本部では、この動画を広く配信・アピールしています。

 

このメッセージには、EMW&CFDの様々な要素が織り込まれていると思いますので、日本事務局としても、ぜひとも紹介したいと思います。

 

 

(要 約)

 

「モビリティウィークは今年で15年目を迎えます。このとりくみは、欧州だけでなく、トルコ、アルゼンチン、日本など、世界へ広がっています。

 

この数年は、移動を見直す素晴らしい機会がありますが、利便性や経済だけでなく、私たちの健康も大きなテーマとなっています。

 

最近では、デジタル技術の向上により、ずいぶんと簡単に、さまざまな交通手段を組み合わせて移動することができるようになりました。それにより、わたしたちは、時間やお金を節約でき、地球への負荷を軽減できるのです。たとえば、携帯電話に専用のアプリを入れるなど、デジタル技術を利用するだけで、移動を選択することができるわけです。移動は飛躍的になっています。

 

いまや、移動の問題は、わたしたち個人が、当事者としての役割を果たすことができますし、その責任があるといえるでしょう。多くの人が、その気になったら、簡単にできるのです。

 

また、モビリティウィークを実践・活用する自治体・団体のみなさんは、このとりくみは、地域のためのとりくみであると同時に、世界への影響力をもつグローバルなとりくみであるということを、あらためて、心に留めて、継続していただきたいと思います。」

 

【トピック2】

EMW&CFD2017 ポーランド ナショナルコーディネーターへのインタビュー

 

今年、100都市を超える参加となったポーランド。実は、昨年まで、30都市の参加でした。

ここでは、国のEMW担当者「ナショナルコーディネーター」であるMaria Perkuszewska氏が、その飛躍について紹介しています。

 

文章・写真 引用:EuropeanMobilityWeek NEWs

 


Q:今年は、昨年の30都市の参加から105都市へと飛躍の年となりましたが、どのようにしてこの数字を達成したのでしょうか?

 

A:私は、今年の初めにナショナルコーディネーターに就任したのですが、まず驚いたのが、EMW参加都市の少なさでした。しかし、すぐに、この数字は簡単に増えると確信しました。なぜなら、ポーランドの自治体は、持続可能な交通・開発となると、とても意欲的で、すぐに行動しているからです。実は、毎年、ポーランドでは、かなりの数の都市が、モビリティウィーク期間中に、公共交通のプロモーション等をおこなっていたにも関わらず、単に、今まで登録をしていなかったようでした。

 

そこで、私たちチームは、それらの自治体に焦点をあてお願いをしてきましたが、最初は賛同を得られませんでした。そこで、広域行政事務組合に協力してもらい、何度か宣伝期間をもらって、EMWの考え方や手続きについて理解してもらえるようになりました。そこには、個人的なつながりが不可欠だったように思います。担当者への電話、Eメールなどを通じて、このような素晴らしい結果を達成できました。

 

Q:そのような、自治体がEMWに関心を持ち、参加するようになるという状況をつくりだすために、一番苦労したことは何でしたでしょうか?

 

A:そうですね、一番大変だったのは、登録せずに、すでにEMWの取組みをやっている自治体を探し出すことでした。そして、彼らに登録するよう説得することでしたね。もちろん、まだまだ、わたしたちにはやるべきことが残っています。たとえば、連絡をとらなくてはいけない多くの都市があります。

 

今年のEMWは終わりましたが、すでに、2018キャンペーンの計画を立てています。広域での協力体制に力を入れ、直接的で広がりのある情報提供に努めていきたいと思います。ポーランドの都市は、数年もしないうちに、改善するに違いないと私は確信していますよ。

 

Q:最後に、ポーランドの都市やまちがEMWに参加するメリットは何だと思いますか?

 

A:持続可能な都市の移動は、もはや、ひとつの選択肢ではなく、必要なものとなっています。

 

EMWでは、モビリティウィーク期間中に、地方自治体が、持続可能な交通だけでなく、地域住民へ重要なメッセージを発信・啓発することに専念できます。

 

こうしたことが、地域が一体となり行動する大変よい機会になりうると言いたいですね。個人的には、小さなまちほど、潜在性があると思います。

 

たくさん良い事例がありますが、ゴルリツェ(Gorlice)という、ポーランドの南にある人口3万人にも満たない小さなまちが私のお気に入りです。そこでは、とても興味深い活動のプログラムが組まれていました。たとえば、モビリティウィーク期間中に行われましたが、地元の小学生たちを巻き込んでの写真撮影(上記写真)などですね。

 

このようにたくさんの人たちと関わり実施していくことは、やりがいがあることは間違いがありませんね。そして、いうまでもありませんが、世界規模で実施されているEMWファミリーの一員であるということは、特別な気分ですね!